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パノラマ (回転画)
パノラマ(panorama)または回転画(かいてんが)とは絵画のジャンルの一つである。円環状の壁面全体に精巧な風景画を描いて中央の観覧者を取り囲むようにし、目の前に遠大な情景が広がっているように見せるものである。パノラマと客席の間に模型や人形を置いたものもある。こういったパノラマを主とした施設は「パノラマ館」と呼ばれ、世界各地の名勝や近代の戦争などがよく題材となった。戦争ものは特に人気で日本では日清戦争や日露戦争を描いたものが大当たりしている。 ==歴史==
パノラマ(回転画)は1792年にイギリスのが創始したとされている。 日本では1890年(明治23年)、上野公園内に設立された「上野パノラマ館」が最初である。同年には浅草に本格的なパノラマ館である「日本パノラマ館」が開設している。このパノラマ館は全高30メートル、直径36メートルの円形の建物だった。日本でもパノラマは人気があったが、費用がかかることや活動写真の登場などにより昭和期には下火になっていった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パノラマ (回転画)」の詳細全文を読む
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